ぽり雄の通勤ランニング

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チャレンジ富士五湖完走記1

陽が傾きつつあるなか、ぽり雄はゴールゲートを目指して走っていた

手元の時計を見ると、スタートしてからまもなく13時間が経過しようとしている

あと少し・・・あと少し走ればこの苦しみから逃れられる。


ズキン、ズキン・・・

一歩一歩、歩を進める度に、脚に痛みがハシり、苦痛で顔が歪む。

ぽり雄はふと視線を上げた・・・。

ゴールゲートの先に見えるのは雄大にそびえる富士山
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この十数時間・・・苦しい時 ぽり雄は常にこの山を見て気を紛らわしていた。

行こう・・・とにかく先へ。

ぽり雄は再び、僅かながら脚に力が入るのを感じた。

あと少し・・・あと少しで全てが終わる・・・この数ヶ月の努力も・・・。

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話は大会4日前に遡る。

事件は家でシャワーを浴びているときにおきた。

ビキッ!

突然ぽり雄を襲った腰痛。

この感覚は忘れもしないあの痛みだった。
過去ブログ「さようなら ぽり雄」参照

今回の大会に向け、ぽり雄はいつもより入念に体を仕上げようとしていた

この数ヶ月間は時間の許す限り長距離走を繰り返し、風邪をひかないように体調の管理もしてきた。

今回の故障は、大会当日に疲れを残さないために、走るのを取り止めた矢先のことだった。


そんなバカな・・・。

ぽり雄の目の前は真っ暗になった。


前回この腰痛が回復するのには、ひと月以上かかった。
今回、たった4日で回復するはずもない。


100kmという長大な距離。
10時間を超えるであろう走行時間。

どれもこれも ぽり雄にとっては初めての経験

ただでさえナーバスになっているところへ重なったその出来事に、ぽり雄は自分が嫌になった。

休息期間とはいえ練習強度を上げれば、それなりにストレッチなどの体のケアも行うべきなのに、なぜそこまで気が回らなかったのか・・・


しかし、いくら後悔しても仕方がない。

反省すべきところは反省し、今 何が出来るかを考えなければならない・・・でなければ、その先に待ちかまえるのは「棄権」という2文字だけ。


その後、いきつけの病院の先生を交え相談した結果、出来るだけ腰の負担を減らすため、ぽり雄は短い針を4本 体に刺したまま大会に出場することになった

ぽり雄が初めて体験するウルトラマラソンは、そんなギリギリの判断のもと行われることになったのだった。

(続く。)


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by porio25 | 2008-04-29 21:21