ぽり雄の通勤ランニング

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2006年 09月 08日 ( 1 )

純粋な まなざし

朝 走っていると、後ろからゆっくりと自転車が近付いてきた。

自転車に乗っているのは若いお母さんと、小さな女の子
小さな女の子は自転車後方の籠状の座席に、お母さんと背中合わせで乗っている

自転車は ぽり雄を追い抜くと、少しスピードを落とした。
そのため ぽり雄は、自転車について走る形になる。

そのとき、ぽり雄は視線を感じた
それは自転車の後ろに乗る、小さな女の子の視線。
女の子は後ろ向きに乗っているため、ぽり雄と顔を付き合わせるような状態になるのだ。

考えてみれば、走っている姿を真正面から人に見られるのは初めて。
妙な感じだ・・・

女の子は瞬きもせず、ぽり雄を見つめる

う・・・

反射的に目をそむける ぽり雄。
しかし気になり、ちょっと正面に視線を戻す。

・・・まだ見てる。

女の子は、後を追いかける不思議な生物でも見ているような表情だ。

これは・・・走りづらいぞ。
女の子は視線をそらさない。

すぐ後ろで、このような困った状況が繰り広げられていることを、自転車をこぐお母さんは気付いているのだろうか?

そんな純粋な目で見ないでおくれ~(汗)

意味もなく、照れはじめる ぽり雄。

しかし、ぽり雄は女の子の大きな瞳が「うるっ」ときたのに気が付いた。

げ、泣く?
もしかして、泣くおつもりなのですか!?

これは緊急事態。あわてて ぽり雄はペースを落とす。


少し離れた自転車は、やがて交差点を曲がって行った。

あぁ、びっくりした・・・
気が付くと、額には冷や汗が流れている。

やがて ぽり雄も交差点に辿り着き、小さく見える自転車を見送った。

・・・まだ見てる。
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by porio25 | 2006-09-08 21:02